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2023年ベスト映画・ワースト映画 Top5

あなたにこんばんは!

2023年大晦日のブログです。

今回は、漫画の長尺に挑戦した意欲作となっております。

 

2023年、劇場で観た『2023年 ベスト映画・ワースト映画 Top5』をお送りいたします。

 

ヨッシーの映画ch(元映画当たり屋チャンネル)を楽しみにしておりますので、そちらを観ながらの執筆になります。

 

それでは、ゆっくりしていってね。

2023年 劇場で観た『ベスト映画5選』

RRRを個人的に入れたいと思いましたが、RRRは去年のロングラン映画なので、殿堂入りを果たしています。

 

それでは、こちらをご覧ください。

ベスト第5位 『マイ・エレメント』

マイ・エレメントは僕には珍しい恋愛映画で、それぞれの異なった種族が住むというエレメントシティのラブロマンスです。

 

ネタバレになってしまうけど、個人的には二人の子供、スチームベイビーが登場しなくて良かったと思います。

火の少女エンバーと水の青年ウェイドの間に子供が出来てしまうと、他の種族で辻褄が合わなくなるからだと思います。

 

普通に恋愛映画として楽しめました。

しかし、配給元のディズニーとしては赤字だったようです。

口コミで盛り返したのに残念です。

 

ベスト第4位 『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』

幻の未完漫画『翔んで埼玉』のまさかの続編。

第一作目でも映画になったのは奇跡だと思うのに、まさかの関西編。

 

もちろん、埼玉映画として機能しており、仲が悪い埼玉の2つの地方が溶け合うところが見事。

 

そして、大人の事情によりいなくなってしまった『阿久津』(演:伊勢谷友介)をなかったことにしない姿勢と、そのキャラにまつわる別物でいじる性格何かが意地悪で面白かったですね。

 

特に、甲子園球場の地下にある粉もの工場は、ゆりやんレトリィバァがウンパルンパみたいに、チャーリーとチョコレート工場のパロディをやって危なくないか?って思いましたね。笑えたから良いけど。(『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』のタイミングにあったことは、偶然だと思います。)

 

そして、前作から続く伝統の『有名人出身地パネル対決』なども、大阪、京都、神戸vs滋賀、奈良、和歌山にスケールがアップしており、幅が広がったが、多く詰め込みすぎて、ゴチャ付いた印象も。

 

僕が関西人(中部地方に逃げてしまった三重県民)なので、すべてのネタについて来れたけど、九州・山陰・四国・北陸・中部・東北・北海道に人には付いてこられないのが気がかりでしたね。

 

話によると、武内監督の次回作は『はたらく細胞』だそうですが、一般的に3作目を期待されているのですが、GACKTさんは『断固、阻止する』とのことで。

僕も、『はたらく細胞』に期待しています。

 

ベスト3位は『ザ・スーパーマリオ ブラザーズ ムービー』

これは、全世界で知られるマリオだからこそ許された題材だと思います。

これは知っているよね?で済むのが話しに入りやすいですし、Nintendo作品の小ネタや伏線、それらを探すだけでも、最低限3回は観ておいたほうが良いかも知れません。

 

伏線のはり方を学ぶには、実に素晴らしい教材になってくれると思いますね。

ベスト2位は『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』

今では、「チャーリーとチョコレート工場」の前日譚としての紹介ではなく、「チョコレート工場の秘密」の前日譚での紹介になってますね。

 

できれば、1971年の『夢のチョコレート工場』を観てほしいと思います。

例えば、ウォンカがドブに銀貨を落としてしまうという描写は、夢チョコでチャーリーがドブから銀貨を拾い上げてウォンカバーを買って当てるなどの描写に活きています。

(『チャーリーとチョコレート工場』では、チャーリーがドブから紙幣を拾う描写になっている。)

 

特に字幕版で見たけど、英語のダジャレにセンスを感じましたね。

 

吹替版もおすすめできます。不思議な小人ウンパルンパは松平健さんが演じています。

 

ベスト1位はもちろん、『ゴジラ‐1.0』

主人公が特攻が出来なかったことへの罪悪感とトラウマからの解放と克服が見事だった。

それに脇役のストーリーも筋書きがすっきりしていて、ゴジラ映画で泣くとは思いませんでしたね。

 

もちろん、ゴジラによる絶望感もハンパなかったです。

 

レジェンダリーの『怪獣王ゴジラ』もいいですが、やはり、ゴジラは人間にとっての脅威であり続けるように祈っています。

 

恐怖、勇気、知恵、すべてが詰まっている。

 

これよりワースト5を発表します。

ワースト5位は『岸辺露伴 ルーブルへ行く』

ルーブルロケは、ほんの一部だけで、中々許可が取れなかったんだね。と思った。

しかも、正味90分で足りるんじゃないかって思ったけど、仁左衛門の時代劇が尺稼ぎになっていて、冗長な感じがしましたね。

『ジョジョの奇妙な冒険 第4部』との差別化なのか、スタンドが表に出ないだけでも高評価だったのに残念です。

 

ワースト4位は『インディジョーンズ 運命のダイヤル』

老体にムチを打つ(ムチだけに)演技が痛々しくてみてられませんでした。

序盤の若かりし頃のインディの若返りも旧作からの引用ではなく、取り直してアンチエイジングしているから、ヒヤヒヤしましたね。

 

インディジョーンズシリーズの最終話となったのですが、ディズニーが大人しく終わってくれるような雰囲気じゃありません。

人気があるうちに終わってほしいと思います。

 

ワースト3位は『シン・仮面ライダー』

 

庵野秀明監督の意欲作ですが、『シン・ウルトラマン』より低予算で作ってくれと東映さんから頼まれたみたいですね。

 

旧1号ライダーのオマージュについて来られる人にしか向けられていません。

できれば、漫画『仮面ライダーSPIRITS』を読んでから観られることをおすすめいたします。

 

ただ、ショッカー対策本部が体制側から出ている点は、『国が何とかしてくれる』と言う庵野秀明イズムに共感できる人にのみウケる要素だと思います。

 

ワースト2位は『君たちはどう生きるか』

僕は、スタジオジブリの言うように、『全くの事前情報を知らずに映画を観る』事を実行しましたが、話について行けませんでした。

『千と千尋の神隠し』のようなカタルシスを求めてはいけません。

 

この映画は、事前に『ネタバレ動画』を観てからご覧になることをおすすめいたします。

 

宮崎駿監督の人生観にどれだけ共感できるか?これにかかっています。

これを権威主義としてついて行けるか?これが全てです。

 

ワースト1位は『プー あくまのくまさん』

これは、A・ミルンの児童小説『くまのプーさん』がパブリックドメインになったことで、ホラー映画化したものです。

 

唯一の長所は『15日間ですべての撮影を終えたこと。』ですね。

 

ホラー描写もグロ系になっていますので、グロいのが苦手な人にはおすすめできません。

 

虎のティガーが参加しなかったのは、小説2作目以降に登場したため。

 

続編も制作が順調なようなので、まぁ、また観に行くんだろうなぁ。と呆れ返っています。

低予算映画の鑑みたいな作品です。

 

旧年中は大変お世話になりました。

 

皆様も、良いお年を迎えてくださいね。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。