AlkanetBooks『令和のダ・ヴィンチ』 Blog

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映画感想:かなりネタバレ注意::ゴジラ‐1.0は1ページで語ることが出来ない。

あなたにこんばんは!

ゴジラ‐1.0を褒めちぎった動画ばかり観ていて、ブログを書くのが遅れてしまった描かない漫画描きのAlkanetBooks代表の伊藤空彦です。😹

 

昨日書いた漫画を載せますね。

 

今日も仕事場のBGMは東方Projectです。

 

それでは、ゆっくりしていってね。

 

ゴジラ‐1.0の感想は1ページで語り尽くせることが出来ない。

それでは、こちらをご覧くださいませ。

(C)東宝

泣ける話はちゃんと泣けましたし、旧日本軍兵器が戻ってくれたのは胸熱な展開でした!

 

今、思えば、何が物足りないのか?わかった気がします。

展開が読めていたので、新鮮な刺激が少なかったのかもしれません。

いわゆる『ゴジ慣れ』してしまったせいですね。

 

RRRでは、この感覚を受けなかったので、もし、RRRと同じ年に上映されていたら、トップ1位の映画は間違いなくRRRの方をあげていましたね。

(RRRは2023年にはじめて観ても、殿堂入りを果たしました。)

 

RRRに関しては、劇場7回、DVDレンタル2回観ました(字幕版1回吹替版1回)ので、飽きてもおかしくはなかったです。

 

RRRが現れなかったこととディズニー100周年の記念映画がコケたおかげで、ゴジラ祭りが実現したと思います。

 

インド本国においてはRRRよりも興行成績をKGFが抜いたと語っていますので。

ただし、これにはからくりがあって、KGFってPart1&2があって、この両方を取った成績がRRRを抜いたと語っていますね。

 

つまり平均して、単体ではRRRの半分しかないのです。

 

今年の映画は、アメリカを除いて豊作って状況なので、アメリカがコケているのが不思議で仕方ありません。これもポリコレ疲れによるものかもしれません。

 

アメリカのポリコレって、『政治的正しさ』ってやつなので、スーパーマリオブラザーズ ザ ムービーのロッテントマト批評家低評価はアメリカの嫉妬だと思いますね。

 

ただ、ゴジラ‐1.0では、素直にアメリカ人は『負け』を認めています。

スーパーマリオが先にでなければ、また違った評価を受けるかもしれません。

 

とにかく、ゴジラ‐1.0には追い風となったでしょう。


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アメリカ人の映画ファンでインフルエンサーのD MAN1954さんの動画を観ても、これが素直なアメリカ人の感想だと思います。

 

僕がゴジラ‐1.0を見て素直に反応したこと。

特に素晴らしかったのは、我が子を失い戦後という時代を生きて闇落ちした大田澄子(演:安藤サクラ)さんの戦災孤児の明子を育てるうちに闇落ちからの回復が特に印象に残っていましたね。

 

 

(C)東宝

トラウマから回復した敷島(浩一)だけじゃなくて、海神(ワダツミ)作戦に参加しなかったものの、明子への子育てもあってか、あぁ、男性も女性もゴジラと戦っているんだなって思いましたもの。

女性が海神作戦に参加しようってなったら、話の尾が折れていたと思いますし、戦後という時代背景上仕方なかったと思いますね。

 

(日本では)前回の『シン・ゴジラ』では、石原さとみさんが演じるカヨコ・パターソンが堂々と参加していたと思いますけど、あれは現代劇ですからね。

 

当時の日本の政治的正しさから見て、妥当な選でしたね。

 

それに、ゴジラに対して、『シン・ゴジラ』では国(政府)が主体で、ゴジラ対策を行ったのに対し、『ゴジラ‐1.0』では、国は防衛軍や警察予備隊(後の自衛隊)が持てなかったし、一般市民には伏せているなど国があてにならないという不満点が忠実に書けていたと思います。

 

アメリカ軍もソ連を刺激させないようにするため、一切の介入はしないなど、民間主体の作戦が繰り広げられたのも良かったと思います。

 

もちろん。『海神作戦』も『シン・ゴジラ』の『ヤシオリ作戦』からリスペクトされたと思います。

 

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表面上は、シン・ゴジラを超えていると思います。

庵野監督がリアルさを重視するあまり、キャラクターの家族上の話を切り捨てましたが、山崎監督は、庵野監督が捨てたものをキレイに拾い上げて、またとないゴジラ映画を作り上げました。

 

極上の怪獣映画を繰り上げた山崎貴監督に敬礼したい気分です。

 

ドラゴンクエスト ユアストーリーについては根に持っていますが、あれは得意じゃない分野で渋々作っただけで、実は『売れる映画作り』をやっている監督だと思いましたね。

 


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あれは、思い出したくはありませんが、同じ山崎貴監督作品では、『永遠の0』『アルキメデスの大戦』が特に面白かったので、色々あるんだなと思っていますね。

 


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特に、若き数学の天才が負ける戦争を止めようとして、最強の戦艦の見取り図を書き上げたが……。(アルキメデスの大戦)

こちらは漫画原作でしたが、変なタレントに頼るよりも、実力派俳優で揃えましたね。

 

今、観ても楽しめるので、おすすめしたいと思います。

僕は両作品とも、劇場で観ましたね。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。