AlkanetBooks『令和のダ・ヴィンチ』 Blog

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映画感想。『岸辺露伴 ルーブルへ行く』『スーパーマリオブラザーズ ザ ムービー』

 

あなたにこんばんは!

映画館に行く癖がついてしまった描かない漫画描きのAlkanetBooks代表の伊藤空彦です。😹

 

今回もやってまいりました。映画感想漫画解説です。

 

こちらも作業場のBGMは東方Projectさんを聴きながら書いています。

 

それでは、ゆっくりしていってね。

 

『岸辺露伴 ルーブルへ行く』の感想を4コマ。

まずは、こちらをご覧くださいませ。

(C)荒木飛呂彦/集英社

まずは、荒木飛呂彦さんの人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』のスピンオフ作品。

『岸辺露伴 ルーブルへ行く』の実写版です。

 

NHKが主体で、テレビドラマ『岸辺露伴は動かない』でやっていたのですが、これが中々の高評価。

これが映画化されました。

 

ただ、尺稼ぎがあったのか。仁左衛門と言う絵を描いた人物の時代劇がセットになっていて、これは正直に言えば、いらなかったんじゃ?と思いました。

 

ただ、仁左衛門が黒い絵を描くために、神社のご神木を墨に変えて絵を描いたっていう罪深さは映画オリジナル(アニメで言うところのアニオリ展開)になってましたが、これが現在の岸辺露伴が謎を解くところと空回りしてしまったのが残念な点でしたね。

 

ただ、役者陣は見事にハマっていましたし、せっかくルーブルに行ったんだから、ルーブルロケをもっと増やしても良かったんじゃないかって思いましたね。

(まぁ、予算をうかせたりしたかった意図が見えるし、ルーブルに許可を取るのは大変だったとは思いますけどね。)

 

小林靖子さんの脚本が輝いていただけに残念です。

小林靖子さんは、刀剣乱舞映画版でもきっちりやってくれたので、映画がダメなわけじゃないと思うのです。

 

ただ、小林さんはテレビドラマのほうが実力が発揮される人なんじゃないかって思ったのです。

長い尺だったら、キャラクターの深掘りとかもできるし、そこは良かったと思います。

 

元々、『ジョジョ第4部』のスピンオフ作品でしたし、漫画をそのまま映画にすると、90分程度になったから、それをそのまま映画にしてくださったほうが良かったなと思います。

 

今回は余計なことをしちゃったな。と思います。

ただ、高橋一生さんが岸辺露伴になりきってくれたので、そこは助かっています。

 

(映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』は第一章で打ち切りになってしまっているし、残念なのは変わりありません。)

 

ワースト5位以内には入ってしまっているのが残念です。

(2023年に限って、僕はたくさん映画を観ているからね。)

 


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『スーパーマリオブラザーズ ザ・ムービー』の感想を4コマ。

まずは、こちらをご覧くださいませ。

(C)Nintendo/Illumination

今回は、2023年前半期のベスト映画なんじゃないかって思いましたね。

 

理由は単純。子供やNintendoファンの人だったら、文句なしに楽しめたから。

 

今年は、Nintendoから1作品。SONYから1作品、ゲーム原作映画が出ましたね。

 

僕的には、グランツーリスモの方がマリオに勝るかどうかが厳しいところですが、じっくりとベスト映画の順位を考えているので、年末のブログを楽しみにしていただけたらなぁ。と思います。

 

ただ、売上的には、マリオのほうが断然上です。

 

まずは、こちらをご覧くださいませ。


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一千億円も稼いだなんてすごすぎですよね。

僕は態度を改めます。

マリオのほうが断然グランツーリスモよりも上です。

 

グランツーリスモは現実の話が元になっています。

こちらを高く評価していましたが、興行成績順においてマリオの方を上にしないとツッコまれるような気がします。

 

ただ、今回はベストを考えるに当たっては、ライバルが強すぎた。

『ゴジラ‐1.0』『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて』だよ。

 

邦画が濃すぎましたね。

 

ただ、日本のコンテンツがまだまだやれるという証明は得たと思います。

 

さて、マリオに話を戻すと、吹替が良かったですね。

それもそのはず、日本語版と英語版とそれぞれに脚本が書かれたため、言語に違和感がなかったです。

 

しかも、マリオ役が宮野真守さんで、ルイージ役が畠中祐さんで、かつてウルトラマンでは師弟コンビだったのが僕のツボに刺さりました。

 

クッパも、三宅健太さんですし、キノピオ隊長が関智一さん。

 

親しみやすい声優陣で、難なく楽しめましたね。

 

実際に、2D、3D、3D4DXもみたので、もう満足ですね。

伏線や小ネタも満載で、すべてを見つけるには、あと5回は観ておいたほうがいいかなと思います。

 

今までに見つけた小ネタを書いておくと……。

  • ルイージが浴槽の鏡を盾にするシーンは、最終決戦でクッパの炎をマンホールで防御する。
  • マリオの実家で、棚の中にスターフォックスのアーウィン(戦闘機)の模型が置かれたりしている。
  • 『ヤラレチャッタ』(I'm Finished)が『光神話パルテナの鏡』からのオマージュ。
  • ルイージマンションがダーク・ワールド内にある。

これもほんの一部です。

 

実際に見てほしいので、もうDVDが出ているはずです。レンタルしましょう。

 

 

それでは、最後まで読んでくださってありがとうございます。