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映画感想漫画レビュー:『ゴジラ対ヘドラ』

(C)東宝 1971

あなたにこんばんは!

昨日は自分との約束を破ってしまい、申し訳ない気分な描かない漫画描き、AlkanetBooks代表の伊藤空彦です。😹

 

昨日は、楽天市場でトラブルがあったので、その対応に時間を割いていました。

書面を送ってもらえるとのことで、解決しました。

 

完全解決まで、最長一週間がかかりますが、進歩にはなったかと思います。

 

今日の作業場のBGMは久しぶりに『東方Project疾走曲』をかけながら書きますね。

 

それでは、ゆっくりしていってね。

 

『ゴジラ対ヘドラ』(1971)の感想漫画です。

それでは、こちらをご覧くださいませ。

(C)東宝 1971

東宝さんに1970年はゴジラ映画が作れなかったのであろうか?

円谷英二さんが亡くなった(1970年12月25日没)から?それもありそうですね。

 

僕はただ単にそれに収まったとは思っていません。

このゴジラ対ヘドラを見れば解るかと思いますが、相当に葛藤があったでしょうね。

 

今回は、これまでのコミカル路線とはひと味も二癖も変わっています。

むしろ、ヘドラによる原点回帰がしたかったんじゃないかと思うのです。

 

硫酸の霧で人体がとろけるなど、マイルドなゴア描写あります。

ゴジラが既に子供のヒーローになっていることから、ゴジラで恐怖というわけには行きませんでしたね。

 

今回は宇宙人の仕業じゃなくて、日本の公害がテーマとなっております。

公害によって未知の生命体が生まれたら……。

 

子供の為にゴジラが戦ってくれる描写もありました。

しかしながら、物語は連続◯人に続きました。

現代科学(当時)の皮肉とも取れる描写は初代ゴジラの思いが叶えられたものです。

 

ゴジラからすっかり反戦・反核が抜け落ちましたが、ヘドラの『公害』が重く忍び寄ります。

 

そうです。この映画の主役はゴジラではなく、ヘドラだと思っても良いかもしれません。

 

ゴジラは人間を護るヒーローだったから、そこは変えようがなかった。

 

円谷英二さんの無念を晴らすと言った意味で、実によく出来ていると思います。

 

僕は久し振りにこの映画を推したいですね。

 

むしろゴア描写がトラウマになるんじゃないかと思うのです。

 

富士山麓でゴーゴー(当時の流行)しようぜってなった時に、ヘドラにたいまつを投げるシーンがあったが、無駄な抵抗でしたね。

 

もちろん、人間ドラマに子供が登場しますが、今回は視聴者目線に立っただけでしたね。

 

企画名『ゴジラ対ヘドロン』からの改名で『ゴジラ対ヘドラ』になったのはいい効果だと思います。

英題が”Godzilla vs The SmogMonster”でしたから、この映画の恐ろしさは十分伝わったんじゃないでしょうか?

 

僕は、三重県津市在住なので、亡き父が若くて僕が子供の頃、東山動物園につれてもらった時に、四日市を通る時に気分が悪くなりましたね。

 

四日市ぜんそくが身近な存在だったため、社会の授業で公害を聞いた時は、モヤッとしました。

 

ゴジラ映画にしては政治色が強かったのですが、僕はこの映画を気に入りました。

 

ゴジラ映画って、当時の社会風刺が利いていると思うのです。

1984年で一旦原点回帰しますが、そこへたどり着く途中の原点回帰はここにあったと断言します。

 

斜陽だったゴジラ映画でも、久し振りに大ヒットしたと聞くと無理もないわなと思います。

 

 

人間がゴジラに叱られる。こんな映画があってもいいと思います。

ゴジラは怒りの象徴ですからね。

 

次の映画も観ましたね。

ゴジラ映画の次回作『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』を今朝に観ましたので、X(旧Twitter)の方でも上げさせていただきましたね。

 

僕が好きなマーチ曲『怪獣総進撃』がかかったりもしましたが、M宇宙ハンター星雲人が間抜けだったので、拍子抜けしてしまったかな?

 

嫌な虫(のちの時代にテラフォーマーズの敵となった)が進化した設定と聴いて、もっと強靭なのかな?と思っていたらTNT火薬であっさり死ぬし。

 

まぁ、キングギドラとガイガンが去ったことで、次もあるんだぞという意気込みを見せてもらいましたね。

 

『ゴジラ対ガイガン』が1972年だから、1984年まであと12年もあるのかな。

それまでに駄作を踏まないようにしたいけど、シン・ゴジラとゴジラ‐1.0が凄いのであって、光あるところに影ありなのです。

 

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伊藤空彦です。😹

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最後まで読んでくださってありがとうございます。