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感想漫画レビュー:『怪獣総進撃』

(C)東宝 1968

あなたにこんばんは!

今日は休日らしいことが出来た描かない漫画描き、AlkanetBooks代表の伊藤空彦です。😹

 

湯守座行きをキャンセルしたので、一日中暇でしたね。

 

そろそろ無くなりつつあるガソリンを入れてきて、準備が万端になりましたね。

 

今回は約束通り、ゴジラ映画10作品目『怪獣総進撃』の感想漫画をお送りいたします。

 

作業場のBGMは『カフェで聴くミュージック』を流しながら、描きたいと思います。

 

それでは、ゆっくりしていってね。

 

ゴジラ映画『怪獣総進撃』をお送りいたします。

それでは、こちらをご覧くださいませ。

(C)東宝 1968

僕は昭和ゴジラの音楽の中で、『怪獣総進撃』のマーチが一番好きですね。

これだけは、はっきりと憶えております。

 

最初のテーマ曲が流れただけでも、テンションがアガリました。

良かったら聴いていってくださいね。


www.youtube.com

この映画の企画段階でのタイトルは『怪獣忠臣蔵』でしたね。

 

その名残が、敵性宇宙人『キラーク星人』の名前ですが、これは吉良上野介公から取られています。

 

(C)東宝 1968

この頃の宇宙人は無機質なベールを被っているのが見えますね。

 

今でこそ、人外の宇宙人(ウルトラマンシリーズのチブル星人やクール星人など)が多くなりましたが、こういったヒューマノイド型宇宙人が多かったようです。

 

オーソン・ウェルズの宇宙戦争では、火星人はタコ型でしたね。

 

さて、簡単なあらすじを。

 

20世紀末、宇宙進出が激しくなり、科学者たちがキラーク星人に捕まった。

 

怪獣を操って世界の破壊を目論みだしたようだ。

 

そして、キラーク星人の正体を見破った地球人は、最後の抵抗に、ゴジラたちを自由にして、宇宙怪獣キングギドラとの最後の決戦に乗り出す。

 

解っています。怪獣プロレス以外がすっぽり抜け落ちているのも解る気がしますね。

 

今回は、多くのモンスターを引き合いに出しており、キングギドラがフルボッコされて可愛そうだと思いましたね。

 

いくら強くても、これじゃあねぇ。

(そんな事を言ったら、最近の戦隊シリーズやパワーレンジャーが見られなくなりますね。実際に、王様戦隊キングオージャーも観ていませんし。)

 

最近の戦隊シリーズや仮面ライダーって、アイテムが主張しすぎるんですよね。

ガヤガヤうるさいと言うか、バンダイさんの意向なんだから仕方がないですが。

 

その頃のゴジラと言えば、精々バヤリースオレンジぐらいが目立ったスポンサーぐらいでしたね。

 

『怪獣忠臣蔵』改め、『怪獣総進撃』でしたが、普通に面白かったです。

ただ、人間ドラマが弱かったなぁ。と思いました。

キラーク星人の描写が良かっただけに残念です。

 

洋題の”Destroy All Monsters.”がとてもかっこよかったですネ。

 

ゴジラ‐1.0の後で、ゴジラ映画を観ると、どうしても粗が見えてしまうんですよね。

 

最近、気になったのが、『(小人の)マーちゃん』と言う俳優。

彼は、ミニラ専門のスーツアクターであり、1921年生まれ、2000年没という生涯を得ています。

小人症の俳優で、見世物小屋でダンスを踊っていたが、ゴジラの息子のミニラ役をゲットして、ミニラが登場する作品全てに出ております。

 

ただ、このミニラは特撮ファンの中では、あまり芳しくないのが残念です。

dic.pixiv.net

 

ミニラのモデルは、赤塚不二夫さんの漫画『おそ松くん』に登場する、チビ太くんですね。

 

『怪獣大戦争』のシェーと同様に、赤塚不二夫作品の影響を受けており、ここで昭和ゴジラがいかにも、漫画の影響を受けていたのか。

 

改めて恐るべしだと思います。

 

昨日今日はもう一本、ゴジラ映画ネタを隠し持っています。

実は、今日になってゴジラ映画をもう一本観ております。

『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』と言う映画です。

 

僕は、テーマ曲こそ『怪獣総進撃』を高く評価していますが、この『(中略)怪獣大進撃』はゴジラ映画として、ちょうどいい手の抜き加減をやっているんじゃないかって思ったのです。

 

特に、エビラとの戦いがそのまんま、『南海の大決闘』から流用していましたね。

 

ネタに困ったと言うよりも、子供に配慮していい作品を作ろうとしたのが、この『(中略)怪獣大進撃』じゃないかと思ったのです。

 

先にネタバレを覚悟していいますが、これって。少年の夢オチなんです。(笑い)

つまり、ゴジラによる人的被害が全くのゼロ。

つまり、被害総額が0円なんですよね。

 

ミニラに喋らせる設定で、子供の興味を引き出そうとしたのでしょうね。

ミニラが普通に喋ったら怪しいので、少年のイマジナリー・フレンドに重ねた。

そう捉えていいです。

 

明日は、『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』の感想漫画をブログにしたいと思います。

 

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伊藤空彦です。😹

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最後まで読んでくださってありがとうございます。