AlkanetBooks『令和のダ・ヴィンチ』 Blog

AlkanetBooksの公式ブログです。

レジェンダリーのゴジラ作品とシン・ゴジラをネタバレしながら振り返る。

(C)東宝 2023‐2024

あなたにこんばんは!

昨日は、東宝作品を振り返ってみましたが、いかがでしたか?

 

今回は、レジェンダリーのゴジラ作品とシン・ゴジラを中心に感想を書きたいと思います。

 

ネタバレは必死なので、ごめんしてね。

 

作業場のBGMは『ゴジラ』のサウンドトラックを聴きながら書きます。

ただ、『ゴジラvsビオランテ』はすぎやまこういちさんが作曲なさったのか、ドラクエっぽかったですね。(笑い)

 

それでは、ゆっくりしていってね。

 

レジェンダリーのゴジラを振り返る。

レジェンダリーのゴジラはある程度は観ましたね。

 

有名どころは押さえていると思います。

 

ゴジラ(2014)

まずはこちらをご覧くださいませ。

(C)東宝/レジェンダリー/ワーナー・ブラザース 2014

この映画はかなり後になってみました。

 

特に素晴らしいと思ったのが、渡辺謙さんが演じた芹沢猪四郎博士。

ゴジラを完全に信頼しており、特務機関モナーク結成のきっかけを与えた人物です。

 

今回の映画から対戦相手の怪獣が用意されましたね。

名前は『ムートー』

ただ、1998年版の反省は活きているのか、ゴジラらしい外見で安心しました。

 

今では、レジェンダリーとの契約上、日本は自由にゴジラ映画を作ることができなくなってしまいましたが、それでも、『ゴジラ‐1.0』がここまで成長してくれたので、レジェンダリーさんにも頑張っていただきたいと思います。

 

ゴジラ:キングオブモンスターズ(2019)

まずはこちらをご覧くださいませ。

(C)東宝/レジェンダリー/ワーナー・ブラザース 2019

この映画は、『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総進撃』のリメイクになります。

アメリカらしい配役となっており、芹沢猪四郎とエマ&マディソン母娘の世界を股にかけたストーリーとなっております。

 

ただ一つ残念だったのは、アメリカの科学者が『オキシジェン・デストロイヤー』を開発してしまったことです。

 

これにより、芹沢一郎博士の死が無駄になってしまったじゃないかと思いましたね。

 

一言で言えば、『トネガワのカツ丼』です。

怪獣てんこ盛りで、怪獣愛がたっぷり詰まった1作品ですね。

 

(C)福本伸行/日本テレビ

特に、モスラの成長と活躍が目に入りましたね。

キングギドラも、最初は『モンスターゼロ』と名付けられて、古代遺跡でギドラという本名を知るまで、人類の手に負えないのに、利用しようとするんだからね。

 

そこら辺は、H.P.ラブクラフトとオーガスト・ダーレスの『クトゥルフ神話』でコズミックホラーが定着しているので、手慣れたものです。

 

アメリカでは、”Kaiju”が一般にも伝わっており、『パシフィック・リム』の敵対存在にも使われています。

 

この作品では、巨大怪獣は”Titan”と呼ばれています。

 

あちらでは、”Rodan”と呼ばれているラドンが『ごますりク◯バード』と呼ばれて散々だったようですね。

 

ゴジラたちが破壊した街の跡地には、自然が復活しているのは、『風の谷のナウシカ』がモチーフだったのかな?

 

ゴジラvsコング(2021)

まずはこちらをご覧くださいませ。

(C)東宝/レジェンダリー/ワーナー・ブラザース 2021

日米最強の怪獣を戦わせてみて、映画にしてみました。

 

アントニオ猪木vsモハメド・アリの異種格闘技戦を思い出します。

(両者とも故人になっていますね。)

 

共に、一勝一敗の結果を残し、遺恨が残らないまま第三者が現れて、共闘して打ち砕くって話です。

 

メカゴジラのデザインがコレジャナイ感があって、どうなんでしょ?って思いました。

 

アメリカって、メカむき出しが好きなんでしょうね。

(やはり、カラリとした気候に合っているのかも知れません。高温多湿の過酷な状況に耐えうる日本車が故障しにくいって持て囃されるのも、納得がいきますね。)

 

『シン・ゴジラ』(2016)の感想。

改めて、この映画を見直したいと思いますので、漫画はまだ描いていません。

 

ただ、庵野秀明監督はこの映画によって救われたとも言えます。

(シン・ゴジラがなければ、シン・エヴァンゲリオン劇場版も完成しませんでした。)

 

庵野監督の、『民を切り捨て、官主導による国策としての群像劇』に終始したことは、ある種の個性だと言えるでしょう。

 

日本ではウケるんです。

『国がなんとかしてくれるはずだったのに……。』です。

暴れん坊将軍や水戸黄門、安倍晴明、機動警察パトレイバーなど、公務員や殿上人がヒーローになる話が日本には多いですね。

 

アメリカでは逆に過度な会議のシーンが多かったら、『どっかの起業家が立ち上がって、俺が責任を取る!とか言って、どっかのマッドサイエンティストと手を組んで、オキシジェン・デストロイヤーを開発してゴジラを倒す!』って話になりやすいかと思うのです。

 

実際に、『ゴジラ-1.0』がそんな話でしたね。

 

ただ、ヤシオリ作戦。僕は大好きです!!

 

そして、ゴジラ第5形態のフォルム。しびれますね。

あと一歩で、血液凝固剤が効いてなかったらアメリカは東京にICBMを撃ち込んだ。

 

(C)東宝 2016

もし、ゴジラ第5形態が解き放たれたら、それはゾンビ映画みたいになるのかも知れません。

そういった含みを持たせるのも結果的に面白かったと思います。

 

僕は、『ゴジラ‐1.0』が『シン・ゴジラ』を超えたと思っていますが、『シン・ゴジラ』もかなり面白い映画だと思っております。

 

改めて見直した後で、漫画にしたいと思っています。

 

電子書籍の宣伝です。

伊藤空彦です。😹

伊藤空彦 電子出版レーベル AlkanetBooks 電子書籍がここにあります。

 

Kindle Unlimited会員の皆様はタダで読めます。

そうでないなら、ワンコインでお釣りが来ます。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。