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あなたにこんばんは!
昨日は、CASSHERNの漫画が描けなくってごめんなさいな描かない漫画描き、AlkanetBooks代表の伊藤空彦です。😹
今回は、CASSHERNの酷評回と、きいちご賞ってなんだったのか?について書きたいと思います。
それでは、ゆっくりしていってね。
CASSHERN(2004)の酷評漫画。
僕はこの映画を劇場で観た自分が許せません。
正直に言えば、この映画はキャシャーンの名を借りた宇多田ヒカルさんのミュージックビデオです。
しかも、宇多田ヒカルさん。元嫁だし。(現在は外国人と再婚して、ニューヨークで暮らしています。)
紀里谷和明氏は宇多田ヒカルさんのミュージックビデオを撮るのは得意だったみたいだけど、長編映画には向いてなかったと言えますね。
それでは、漫画を載せます。
デビルマンよりはいいんです。あれは、映画としてはなってなかった。
結局、誰が得をするのかってことです。
2004年までやっていた『きいちご賞』は2位を記録しました。
原作の改変は仕方がなかったが、これでも本当に紀里谷和明氏はキャシャーンを愛せたのか?ってことです。
比べて失礼かも知れませんが、庵野秀明監督とはどこが違ったのでしょうか?
庵野秀明さんは、超がつくほどのオタクで、独自の世界観を持っていました。
もちろん、ダメ映画を撮った経験はあります。
例えば、僕的にはハマったのですが、キューティーハニー(2004)年と奇しくもCASSHERNとは同じ年でした。
キューティーハニーも叩かれましたが、世界観の抽出度の違いがここに差がついたのかも知れません。
庵野監督は、原作に対して徹底的に愛する方だと思います。そして、2時間程度の尺に収めるのが上手い。
紀里谷監督は短編のミュージックビデオだったら良かったのかも知れません。
それに、映画を撮った経験が全然違います。
庵野監督はそれを言えばキリがありませんが、学生時代(大阪芸術大学)から短編映画を撮っていました。
『帰ってきたウルトラマン マッドアロー作戦』はオタクの中でも、語りぐさとなってますし、『シン・ウルトラマン』上映時に一部の映画館で同時上映されました。
もちろん、当の円谷プロさんには無許可でしたが、作品が荒削りながら同人作品では質が良くて、公式がちゃんと認めています。
紀里谷和明監督の経歴を調べてみますね。
僕は紀里谷さんに失礼なことを言ったのかも知れません。それは謝ります。
しかしながら、2023年公開の『世界の終わりから』で映画監督を引退されるとのことで、もっと活躍が見たかったのにと残念だと思います。
『世界の終わりから』は僕が映画好きでも気が付きませんでした。
多分、DVDレンタルがされると思いますので、改めて観ようかな?と思います。
(近所のレンタル屋にあったらの話ですが。)
紀里谷和明監督。お疲れ様でした。
さて、CASSHERNを叩こうと思ったが、意外な情報を知ってしまった。
漫画で開店休業中と書いたが、『2023年で引退した』と書けば良かったので、描き直しますね。
(しばらく休止。)
(少女祈祷中……。)
漫画を載せます。
紀里谷和明さん、大変お疲れさまでした。
引退をされたのでしたら、仕方ありませんものね。
なぜ、(今までの)邦画は質が悪かったのか?
なぜ、今までの邦画は質が悪かったのか?
それは、日本語という特別な言語の壁と、映画にあまりお金をかけられない事情があるだけではありませんでした。
もう、一部は故人になりますので、あまり叩けませんが、『某やっちゃいな』の事務所や『萌えているか』など、芸能事務所の圧力が大きかったせいだとも言われます。
これは、『某やっちゃいな』の人が亡くなってしまったので、政治力が弱まっている今となっては、ある意味チャンスです。
ここ最近の『ゴジラ-1.0』の全米トップは、見ていて気分のいい話です。
芸能事務所の売り込みのために、旬のタレントを使わなければなりませんし、邦画がコスプレ学芸会になったのは、日本市場しか見ていなかったからです。
それがゴジラ‐1.0の大快挙により、日本映画界も見直しを図る機会が得られましたね。
日本映画はアメリカのハリウッドと比べると低予算の映画が多いです。
(日本映画では高予算だが、まだまだアメリカのそれとは桁が違います。)
それにアニメ・漫画原作が多いのは、原作である程度のファン層を掴み、アイドルで固定客を見込むという方法です。
これにより、ある程度の収入が得られますが、海外に売り込めるアニメと違って、日本市場のみの成果しかありません。
それに、先日のコロナ禍で『アメリカ人が日本語に英語字幕をつけて観る』と言う習慣が与えられました。
これはチャンスなのです、実際にゴジラ‐1.0でも『字幕が気にならなかった』っていうアメリカ人も多いですし、ドラマ性があったら十分海外でも勝負に出られます。
改めて、日本映画について語ってみたいなと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます。