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シン・仮面ライダーを観に行ってきました!(極力、ネタバレを防ぐ)

あなたにこんばんは!

シン・仮面ライダーを観に行って、ご満悦な本を売らない本屋さんAlkanetBooks代表の伊藤空彦です。😹

 

詳しいことを書いちゃうと、ネタバレになってしまうので、神経質な方はブラウザバックしていただけると幸いです。

 

あえて言うならば、シン・仮面ライダーを見る前に予備知識として取っておいてほしいのが、(初代)仮面ライダー1~10話を観ることと、『CASSHERN』を観てほしいのです。

 

 

 

CASSHERN

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いきなりオチを言うと、CASSHERNみたいなこだわりがあるように受け止められました。

 

ただし、初代仮面ライダーリスペクトが熱くて、ある人物が名乗り出るあたりは、さすが庵野監督!と言わしめました。

 

僕は極力ネタバレを防ぐように努力しますので、よかったらついてきてくださいね。

 

イオンシネマ津で無料で観られた。

会員制カードの『ワタシアタープラス』の特典で、6回映画を見たら7回目は無料のクーポン券がついてきたので、結局タダで観ました。庵野監督ごめんなさい。

 

映画を観た特典で、『シン・仮面ライダーカード』をもらったのですが、映画を見てから封を切ったので、ネタバレにならずに済みました。

 

庵野監督作品はネタバレ注意が多いので、そこは気をつけなくてはいけません。

 

Twitter相互フォロワーさんのクラさん。○○○ ○○さんの存在は匂わせちゃダメだよ~!

 

ネタバレになってしまいましたが、まだ耐えられるレベルです。

 

初代仮面ライダー1~10話リスペクトが強いので、そこら編の予備知識は持っておいたほうがいいですね。

 

シン・ウルトラマンもそうでしたが、旧作を知ることによって、庵野監督のリ・イマジネーションがどんな風に作用するのか?楽しめたらいいなと思います。


たぶん、特撮女子パンナさんは、ネタバレありきの動画を出しているに違いありません。


www.youtube.com

 

映画館は土曜日の昼のせいか、ガラガラで10人ほどしかいなかったように思えます。

(たぶん、明日は日曜日なので、混雑するんじゃないかと。それに昨日の18時に舞台挨拶付きの初回上映があったので、その時に混雑したんじゃないかと。)

 

作品世界にメスを入れます。

ショッカーが何かの略称になっていたのも、庵野監督ならではのこだわりを感じます。

(G.O.D.機関(ガバメント オブ ダークネス)のように、仮面ライダーXの細部からひっくるめているあたり面白いと思えました。)

 

ショッカーの怪人が〇〇〇と呼ばれており、仮面ライダーがバッタ〇〇〇と呼ばれているのもうなずけます。

 

緑川ルリ子の新しい解釈も楽しかったですね。

ヒロインの存在も必要だと思います。(ただし、ゴジラやエヴァと違って救いがない。)

 

『真紅のマフラー』がヒーローであることを示すアイテムであったと同時に、ショッカーの改造人間はみんな『手袋』をつけていました。

 

〇〇〇が『プラーナ』と呼ばれる生体エネルギーを搾取するあたりが斬新だと思えますね。(女神転生シリーズで言うところのマグネタイトに相当します。)

 

そして、ショッカーに関わった者が、〇〇時に、とろけてしまうのも仮面ライダ-1~10話リスペクトが強いと思います。

(そこは爆発じゃないんかい!とツッコまないでください。)

 

今回の作品は、庵野監督『シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース』の中では、異色の『PG 12+』作品(12歳以下は保護者と同伴で)となっております。

 

『PG 12+』は『鬼滅の刃 無限列車編』で見て取れましたね。

 

暴力描写が生々しかったので、『PG 12+』にしたんだと思います。

(それを考えたら、50年前に放送された(初代)仮面ライダーのホラー路線はトラウマモノだったんじゃないかと。)

 

主人公本郷猛の『〇〇が苦手で、コミュ障』な新しい設定が改造人間に対するオマージュとしてうまく機能したんだと思います。

何も知らない成長するヒーロー像として、打ち出したかったのかも知れませんね。

(それは、ある人物に受け継がれるのですが……。)

 

クモやコウモリ、ハチなど、ショッカーでおなじみの怪人たちが新たに書き直されたのも、良かったですね。

 

『〇〇こそが、幸せを与えるもの』だという、ショッカーの悪なりの主張も見事に書ききっています。

女神転生シリーズにおけるダーク属性に当たる。

 

また、仮面ライダー同士の戦いも、重要なファクターとして描かれており、ある人物の負傷(骨折)が、(初代)1号ライダー役を演じた『藤岡弘さん(当時)』のバイク事故を彷彿させます。

 

そして、ある人物の変身シーンにアレを必要としないことと、1号ライダーが『バイクの風を受けて変身する』という理由付けも、僕がこだわりを持って欲しかったことと重なっております。

 

前半の『改造手術の傷跡が顔に出る』などのこだわりも原作(厳密には、仮面ライダーは漫画自体が原作ではなく、あくまでテレビドラマと同時進行だった。)リスペクトがありましたね。

 

ショッカーライダーの戦いがバイク中心になったのが少し残念でしたね。(それでこそライダーなんでしょうけど。)

 

最後の敵は、別解釈における仮面ライダーのオマージュが生きています。

(最後の敵が仮面ライダーって言うのは、平成ライダーリスペクトですね。)

 

最後は、あっと驚く仕掛けがありますが、ここでは語れません。

ただ、ネタバレを覚悟で言うならば、『シン・ゴジラと違って続編は無理だな』と感じさせたことでしょう。

 

映画という2時間の尺を取ってうまく、かたをつけたのが、庵野監督の手腕によるところが大きかったと言えるでしょう。

 

時間が経つたびに、ライダーの〇〇が変わるのも、リスペクトが熱い!

 

ラストで協力者の名前が、〇〇と〇と名乗ったのが、さすが原作リスペクトだね。と思ったことです。(その点はCASSHERNに似ている。)

 

敏感に感じた方は、ネタバレをしてしまって申し訳ないです。

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。